占い

2006年10月01日

ディープインパクト

今更いうまでもなく、もう少しで日本の競走馬「ディープインパクト」がフランスのロンシャン競馬場で行われる「凱旋門賞」
に出走します。そこで、このレースでディープインパクトが勝てるかということで断易で占ってみました。


丙戌年 丁酉月 癸亥日 空亡 子丑

兄○卯    (世)
孫○巳
財●未
官○酉→丑 (応)
父○亥
財●丑→巳

応爻用神で見ていきますが、用神は月令に応じていて日辰に漏らしています。また、用神は回頭生になっており、
また原神も回頭生で強いです。

一方、忌神は休囚して弱く、仇神もまた同様です。これをみる限りは今回のレースはかなり期待してもいいんではないでしょうか。
ちょっと心配な点があるとすれば原神が空亡、用神の伏神もまた空亡しているところでしょうか。でも忌神が弱いのでどうでしょうか。


さて、どうなりますことやら。ではでは。



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2006年09月12日

命式の風景

今日の東京は1日雨模様で、夕方はちょっと背広の上着が欲しくなるような涼しさでした。

これまで何回かに分けて、四柱推命の基礎的なことを書かせていただいたのですが、実際にはこれらの話はスタート地点といってもいいところで、これらの知識を基に運勢はどうだとか、この命式の人はどんな性格なのかなんていったことを読んでいくことになるわけです。その過程において、専門書などをみるとこの命式は上格(貴命、富命)とか、この命式は下格(賤命、貧命)なんてことが書いてある。下格といわれてもその日に生まれちゃったものはしょうがない。なんとかしてその命式と付き合っていくしかないわけで。

辛 戊 庚 丙
酉 戌 寅 午
   (甲)

さて、これまで何度も出てきているこの命式。善し悪しでいうと残念ながらあまりいいほうではない。身旺だけど火に偏っていて水気が全くなし。おまけに男命だとすると(って実は私の命式なんだけど)、大運は東方木運から南方火運を巡り、これまたあまりいい感じではない。ではないんだけど、もうそうなっちゃっているわけだから、なんとかしないといけない。終わってますな、では占いにならない。

四柱推命の見方にはこれまで説明してきた五行のバランスの他に、季節のバランスでみる手法がある。専門用語では「調候」といっている。これは季節にあったそれぞれ(木、火、土、金、水。さらには甲、乙、丙、丁・・・)のあり方をみて、この命式にはどういう干支が必要かをみていくやり方である。一般的にはこれだけでみるというのはあまりなくて、これまで説明してきた五行のバランスをみる手法にプラスアルファしていくのが普通である。

上の命式だと、「春(2月)の山(戊)だから、まだ寒いので太陽(丙)がほしいかなー。あと早春だからぼちぼち緑(甲、乙)が生えてくるといいよねー。緑が育つには水(癸)がいるかぁ。ああ、でも生えてきそうな芽を斬っちゃだめじゃーん(庚、辛)」という感じである。つまり、この命式では水がないのと、金行(庚、辛)があるのが傷、という風にみるわけである。

みるわけである、が「だめじゃーん」で終わったら駄目じゃーん^^;
最初にいったように、それは終わってますなと同じで、それでは占う意味がない。ただ現状は今ある通りなのであるから、その状態でもっともいい状態にするにはどうすればいいかを考えるのが開運である。いいかえれば、命式という庭でどうすればその庭がもっとも映えるかを考えることが開運なのである。どう転んでも日差しの当たらない北側の庭で日の当たることを夢みていても仕方がないんである。雨のほとんど降らない土地で、大雨が降って大洪水になることを心配していてもしょうがないんである。今の条件で最良の形を模索するのが占い(開運)だと思うのである。

さて、以上を踏まえて、上の命式の最良の形はなんであろうか。

私が四柱推命を勉強し続けている理由である。

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2006年09月03日

合と蔵干の話・2

どうも、こんにちは。
最初に事務連絡ですが、従来あったホームページ(http://www.m-tomei.com/)を廃止してこちらをメインにするようにしました。また、このブログにもリンクを載せていた「東洋占術アンダーグランド」掲示板は休止しました。ホームページに載せていた「無料鑑定掲示板」はこちらにリンクを移してあります。なお、この構成は今後も変わる可能性があります。以上、おしらせでした。

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さて、今回は干合のお話です。干合には次のようなものがあります。

丁-壬(木)、戊-癸(火)、甲-己(土)、乙-庚(金)、丙-辛(水)

いずれも条件を満たしたときに括弧の五行の干に変わります。変わる際にはそれぞれの干の陰陽はそのまま継承されていきます。また、支合のときと同様、原則隣り合った干でないと干合にはなりませんが、流派によって解釈の違いがあります。

では、前から何回か出てきている「化する条件」とはなんなのか。

丁 戊 癸 甲
巳 子 酉 申
   (辛)

上の命式では戊-癸の干合がありますが、この合は化しません。

乙 甲 乙 庚
亥 辰 酉 子
   (辛)

この命式の乙-庚の干合は化します。すなわち、

乙 甲 辛 庚
亥 辰 酉 子

というようなイメージで読みます。
この判断のポイントになっているのは月支です。月支がどの季節のものか(これを別名「月令」ということもあります)をみて月令が干合して化する五行と同じものであれば基本的に化します。同じでなければ化しません。これは命式中だけでなく、大運や年運の干支についても同様な解釈を行い、それによって運気の変化を読み取ります。

ついでに前の項で書いた支合や三合、方合ですが、私の知る限りでは国内の文献では支合について化するとするものは少なく、三合(半会も含む)、方合は揃えばその五行の性質が強まるとみていることが多いみたいです(そうじゃない人もいるかもです)。しかしながら、台湾、香港あたりの文献ですとここにも一定のルールがあります。それはどういうものかというと、それは「透干している合は化し、していないものは化さない」というものです。例をあげると、

辛 戊 庚 丙
酉 戌 寅 午
   (甲)

この午-寅-戌の三合は年干に丙が透干しているので火行に化しますが、

乙 戊 壬 庚
酉 戌 寅 午
   (甲)

この場合は火行の干が透干していないので化さないとするわけです。このあたりは流派による違いが大きく出やすいところなので、もし勉強中の本で違う解釈が載っていたらそちらに従うのが賢明です。というのは、いろんな流派の手法や解釈を無分別に取り込んでいるとどこかで理論(や解釈)が破綻することが多いからです。ですので、ここで紹介している内容というのは常に実践や今までの知識と照らし合わせていって検証することが大事です。

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ほかにもいろいろありますが、命式の解釈をするにあたり、必要な予備知識というのはこんなところでしょうか。あとは命式解釈をするなかで補足していければいいと思っています。次回はどうするか決めてませんが、今回はこれにて。また。







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2006年09月02日

合と蔵干の話・1

9月になって、だんだん秋の気配が感じられるようになってきました。エアコンの活躍頻度も少しずつ減っていくのでしょうか。

これからは勉強の秋、読書の秋です。四柱推命の勉強に少しでも参考になれば幸いです。

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さて、今回は合の話です。合といっても、支合、三合、方合、干合などがあります。日本の本では少し触れられているだけみたいですが、暗合なんていうものもあります。

まず支合ですが、寅-亥(木)、卯-戌(火)、辰-酉(金)、巳-申(水)、午-未(火)、子-丑(土)の6種類があります。この組み合わせは隣合っていることが必要で例えば、

○ ○ ○ ○
○ 子 ○ 丑

という場合には支合は成立しません。支合の作用としては括弧の五行に化するというのがあるのですが、流派によっては結びつくことによって本来の働きを忘れるとか、作用がなくなるとかいろいろな解釈があります。また、化する場合ですが、無条件に化するわけではなく、これにも付帯条件があるのですが、この辺の解釈も流派によりさまざまです。

次は三合ですが、まず前回の十二運を思い出してもらうと、三合というのは土を除いた五行の長生、帝旺、墓の3つの支で成り立つ関係です。列挙すると、

木:亥(長生)、卯(帝旺)、未(墓)
火:寅(長生)、午(帝旺)、戌(墓)
金:巳(長生)、酉(帝旺)、丑(墓)
水:申(長生)、子(帝旺)、辰(墓)

の4つで、左の五行に化します。化する際の条件は支合に準じますが、無条件にこの五行になると見る流派も少なくありません。また三合は亥と卯、卯と未のように、長生と帝旺、帝旺と墓の2つだけでも半会という関係が成り立ち、その属する五行に化するとされます。勿論強さとしては三合に劣ります。

方合は、

木:寅(建禄)、卯(帝旺)、辰(衰)
火:巳(建禄)、午(帝旺)、未(衰)
金:申(建禄)、酉(帝旺)、戌(衰)
水:亥(建禄)、子(帝旺)、丑(衰)

というように、建禄、帝旺、衰の3つの関係で成り立つ関係です。三合との違いは支の並びもそうですが、半会がない(寅、卯で半方合とかいう見方はない)とか沖にあっても壊れることはない(三合は壊れる)などがあります。方合も揃えば同様に属する五行に化します。

さて、順序からいうと次は干合ですが、その前に蔵干の説明です。蔵干というのは簡単にいえば、十二支に含まれているとされる十干のことです。列挙すると次のような感じになります。

子(癸)
丑(己、癸、辛)
寅(甲、丙、戊)
卯(乙)
辰(戊、乙、癸)
巳(丙、庚、戊)
午(丁、己)
未(己、丁、乙)
申(庚、戊、壬)
酉(辛)
戌(戊、辛、丁)
亥(壬、甲)

一応こう書きましたが、ここも流派で大きな違いの出るところでややもすると宗教論争(?)に発展する部分です(笑)多少違いはあるものの、この蔵干が方合と三合の関係と関連があると気づいたあなたは鋭いです(確かめたわけではありませんが、多分そうです)。ついでに話をするとこの形の蔵干を全く採用しない流派もあって、例えば透派などは節気蔵干という独自のものを使います。なんでこの話をするかというと、私もそれを使っているからです(笑)何故かというと深い理由はなくて、シンプルで使いやすいからで、これでないといけない!というわけでは勿論ありません。

さて、長くなりましたのでとりあえずここまでにします。次回は干合と化についての話の続きです。


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2006年08月29日

十二運について

久しぶりに暑かった東京です。季節は秋でも残暑は厳しいですね。

さて、市販の四柱推命の本で説明のある中で、これまで触れてなかったのが十二運です。(あと神殺もか)これはある五行の強さを12種類に分類したものですが、市販本の中ではこの説明で多くのページを割いているものがあって、これだけで占う方法も存在しているようです。その一方で専門書になっていくと反比例するかのように説明が少なくなっていくようで、彼の地(台湾・香港)の本でこれの説明に多くを割いているものはそんなに見かけたことはありません(ないわけではありません)じゃあ、不要なものなのかというとさにあらず。本場でも秘伝的な内容ではバンバン登場してきます。ただ日本の書籍のような形ではありませんが。

十二運は次のように表されます。

長生、沐浴、冠帯、建禄(臨官)、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養

絶が最弱、帝旺が最強という感じでしょうか。例として甲乙の場合を並べてみると、
(並び順は上の順番です)

亥、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌

となります。亥が長生、卯が帝旺、墓が未、絶が申です。木行ですから春に最も強くなって秋に最弱となります。ちなみに土は火と同じ順番になります。

辛 戊 庚 丙
酉 戌 寅 午
   (甲)

この命式では日干からみて午は帝旺、寅は長生、戌は墓、酉は胎です。また午は丙にとっては帝旺、寅は庚からは絶、戌は戊から墓、辛は酉からは帝旺です。これはそれぞれの柱の干の強さを見る目安になります。つまり、月干と時干はそれぞれ金行ですが、柱のレベルでは月干より時干のほうが強いことになります。月干の庚は弱いですから年干の丙の剋に対する耐性はさほど強くないといえ、結果ほとんど命式中では作用しない感じです。

この十二運を占いに使うときの象意については市販本に譲り、ここでは説明しません(というか私はほとんど使わないので知りません・汗)。では何故ここで取り上げたかというと、蔵干と合の説明するのにこの話をしたほうが説明がしやすいからです。

ということで次回は蔵干と合についての説明です。期待しないで待っていてください(笑) それではまた。







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2006年08月28日

命式の強弱(その3)

前回の続きである。

春:寅、卯、(辰)
夏:巳、午、(未)
秋:申、酉、(戌)
冬:亥、子、(丑)

この表の()について。これは例えば辰は春に含まれるのだが、一部そうではないところがある。未も夏に含まれるのだが、そうではないところがある。以下同様である。また、この表はこう書き加えることができる。

春(木):寅、卯、(辰)
夏(火):巳、午、(未)
秋(金):申、酉、(戌)
冬(水):亥、子、(丑)

ところが、前回書いた十二支の五行配分では辰、未、戌、丑は「土」なのである。ここに括弧にした理由がある。つまり季節配分において土の十二支は複数の意味があるのである。これを世間では「土用(どよう)」と呼んでいる。土用の丑の土用である。土の十二支はある時期までその基になる季節に属し(辰なら基の季節は春、未なら夏である)、ある時期を過ぎると「土用」の時期に入る。土用の季節配分は勿論「土」になる。

このことは命式の力量を計る際に注意が必要になる。辰月、未月、戌月、丑月においては日にちによって旺ずる五行が変わることになるからである。まあ、この辺はソフトで自動的に命式を出している場合はあまり意識しないかもしれないが、命式だけしか出ていないような場合は、それはどちらに属するかを確認する必要がある。多くの場合は命式には月支蔵干が書かれているから、それでアタリをつけることはできるけれども。

あともうひとつの括弧の話。

辛 戊 庚 丙
酉 戌 寅 午
   (甲)

この命式は今まで紹介した方法でやると「身弱」になるのだが、実は身旺なんだよという話。なんでそういうことになるかというと、これは十干十二支の並びで命式上の季節が変わることがあるからですが、詳細については他にも説明しないといけないのでまた次の機会ということにしましょう。

で、このようにして求まる「身旺」と「身弱」ですが、一体これにどういった意味があるのか。勿論、これを基にどの五行が喜でどれが忌という四柱推命ではもっとも大事な部分が求まるわけですが、それだけの意味なのか。

また、占いをやってるとたまに「身旺と身弱どっちがいいんですか」とか訊かれることもある。身旺だと財星きたときに喜運だし、官星も然りで往々にして身旺が尊ばれることが多いわけですが、実はこの2つには善悪はない。

基本に立ち返れば身旺の命式は「食傷、財、官」などがいい星、身弱は「印、比」がいい星である。これは表現を変えれば「身旺はアウトプットが大事」、「身弱はインプットが大事」ということである。さらに表現を変えて、今巷で流行のスピリチュアルな表現を使えば「身旺は与えることが大事」、「身弱は受け入れることが大事」ということになろうか。

占い向きにいえば身弱の人は与え慣れているが、受け取ることに慣れていない。身旺の人は受け取ることは慣れているが、与えることに慣れていない。この辺にも解釈&開運のヒントがあると思うのだが、どうだろうか。

今回はとりあえずこれで終わりである。次回の題目は... 未定である。(笑)







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2006年08月26日

命式の強弱(その2)

ちょっと前まで占いのことを書くのにすごい抵抗があった。自分のようなものが偉そうなことを書いていいのだろうかとか、子平(四柱推命)の懐の深さに圧倒されていた時期があった。転機といえば、前にも書いた友人の死、だろうか。結局何かの役に立たなければどんなに知識があっても意味はないのだ。

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命式の強弱を計るには3つの要素がある。1つは月令、1つは地支の強さ、1つは天干の強さである。これは現代台湾(香港)子平でも中心となる考え方である。

まず月令であるが、これは日干が季節に旺じているか、ということである。旺じている、とは、日干の五行が季節と同じであるかまたは生じられている状態をいう。例えば、

乙 壬 乙 甲
巳 午 亥 午
   (壬)

この命式の場合、日干「壬」と月令「亥(壬)」は同じであり、月令は旺じている。
また、

丙 癸 辛 癸
辰 亥 酉 亥
   (辛)

この命式の場合、日干「癸」は月令「酉(辛)」から生じられているので同じく旺じている、とみる。これらとは逆に月令から剋されていたり、洩らしているような関係の場合は失令している(または休囚している)とみる。

その1と同じ感じで、五行と季節の関係を書くと次のようになる。季節は地支(月支)のみについて論じる関係であり、天干は関係ない。

春:寅、卯、(辰)
夏:巳、午、(未)
秋:申、酉、(戌)
冬:亥、子、(丑)

本によってはこの月令の強さを非常に重視しており、月令が旺じていれば無条件に身旺に扱うものも散見される。だが実際には他との関係も重要であり、月令が旺じていても最終的に身弱になることもあり得る。

2つめの地支の強さだが、これは今までやってきた五行の強さの関係を地支の関係だけでみるのである。同様に3つめは日干を除いた天干だけの関係をみるのである。

で、判断方法としてはこの3つの条件で強弱を出して多い方を採択するのである。つまり日干を強めるほうが多ければ身旺だし、弱めるほうが多ければ身弱である。上の命式でいうと、最初の命式は身弱、2つめの命式は身旺である。また、その1の命式も
身弱である。(本当は違うんだけどね・汗)

今回はこれまで。次は季節の表の括弧の説明をしないとね。あと最後の括弧とね。







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命式の強弱(その1)

曇り空の東京である。

今回は好評(?)だった前回(異性運の占い方)を受けて、命式の強弱について書いてみたいと思う。

命式の強弱というのは、四柱推命の本でよく見る「身強(身旺)、中和、身弱」というあれである。四柱推命ではとても大事な要素であるが、案外さらっと流されていて普通の本を読んでいてもよくわからないことが多い。また実際、最初の大きな壁(しかも結構厄介ときてる)のひとつでもある。

ここでは例によって私見である、と断った上でつらつらと書いていく。

まず、身旺、身弱の「身」は何かというとこれは前回もちらっと書いたが、自分自身、つまり日干のことである。日干というのは例えば、

辛 戊 庚 丙
酉 戌 寅 午
   (甲)

この命式でいうと「戊」の位置が日干でこれが自分自身を表すというのが四柱推命のお約束である。前回はここからさらに「通変星」を割り当てて通変星を大きく2タイプに分けて、身旺、身弱を出していったわけである。そのときに「多少のブレがある」旨を書いたと思う。

というのは、命式の強弱は本来、五行の強弱を基に求めるのが一般的だからである(全ての流派がそうだとは限らないが)。上の命式でいうと戊が命式全体からみて、強いのか弱いのかを判断することが即ち命式の強弱判断というわけである。

前回から一歩進んで五行を基にこの命式を出してみよう。といってもやることは前回と同じで、分類を通変星から五行に変えるだけである。

まず、作業の前に十干、十二支の五行分類は次のようになる(細かいところは最初は抜きにしてざっくりといく)

木:甲、乙、寅、卯
火:丙、丁、巳、午
水:壬、癸、亥、子
金:庚、辛、申、酉
土、戊、己、辰、未、戌、丑

上の命式の日干「戊」で土にあたる。したがって、

日干を強めるもの(火、土)  :丙、戌、午
日干を弱めるもの(木、金、水):庚、辛、酉、寅

となる。したがってこれまでの知識を総合するとこの命式は「身弱」である。

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しかしながら、この方法は命式の強弱を出す本来のやりかたではない(一部ではあるが)。長くなったので今回はここまでにして次は本来の方法について説明することにする。

ではでは、ひとまず。






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2006年07月25日

異性運の占い方・4

引き続き、続きの続きである。

復習として、先日例にあげた某お笑い芸人の命式を見てみよう。

○ 癸 甲 戊
○ 亥 寅 申
   (甲)

04-13 乙卯
14-23 丙辰
24-33 丁巳
34-43 戊午
44-53 己未

日干を強くするもの:亥、申
日干を弱くするもの:甲、寅、戊

微妙な差だが、時柱が不明なのに注意が必要である。これは極端な場合、4:3(強対弱)とか2:5(強対弱)になる可能性がある。

前者の場合、身弱ではないが、更に大運(戊申)、年運(丙戌)を加味すれば、5:6と身弱気味になる。少し強引かもしれないが、いちばんいい場合でこれなのであるから、実質この命式は身弱に傾き、今年は忌運が強くなっているといっていいと思う。このように時間が不明な場合のときの推命には注意が必要である。

このように財星や官星が忌になってしまう命式の場合、結婚にいい時期は勿論、財星や官星の時期ではない。今、忌になっているのは命式が身弱に傾いているからなのだから、それが身旺になる時期がいい時期である。勿論、命式によってはずっと身旺にならない場合もある。そのときは(この簡便法においては)結婚運は悪い命式ということになるのである。

そうした場合、その人たちは結婚を諦めないといけないのか。多くの本に書いてある「解決策」をまとめるとそういう命式の人は、

1.晩婚に適している
2. 見合い結婚に適している
3. 歳の離れた相手との結婚が適している

という風に説明しているようである。どうしてなのかはいまいち私も確認しきれてはいないけれども。

最後に通変星についての補足である。

結婚に関する表示星であるが、男性は財星、女性は官星であるが、多くの本で正財(正官)は妻(夫)、偏財(偏官)は愛人と説明しているようである。これはそういう見方も確かにあるようだが、命式に正財(正官)がない場合は偏星でも妻や夫にみる場合もあるということを付け加えておく。要は命式と現実とを照らし合わせてその辺はうまく読み取っていくことが必要である。

以上、4回に分けて簡単に説明してきたが、このシリーズはとりあえず終わりである。いろんな人の命式で試しながら少しでも理解を深めて戴ければ幸いである。
ではではー(^^)/





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2006年07月24日

異性運の占い方・3

正玄流 四柱推命 乾之巻


引き続き、続きである。

前回までの書き込みで、財星や官星はなくても行運であれば御利益はある、でもあればいいってものでもない、と書いた。その際に一人の男性の命式をあげて、財星運にトラブルに見舞われたことに触れ、四柱推命はそんなことは先刻承知、みたいなことを書いて終わった。

なんで先刻承知なのか。それはそもそも四柱推命は何を吉として何を凶とする占いなのかということを考えてみればよい。まあ、考えなくてもいいんだけど、簡単にいえば四柱推命というのは、生年月日時で表される4つの干支の五行(木火土金水)のバランスが取れているのを吉、どっかしらに偏っているのを凶とする占いなのである。つまり、どんなにほしい星(財星とか官星とか)があっても、それが全体のバランスを欠くようでは駄目なんである。お金に例えれば、赤字経営もだめだけど、黒字経営もよろしくないという感じですかね。少ないところは補い、多いところは放出する、そういうのを理想の形とするわけである。

さて。最初から例にあげているこの命式。

丙 庚 壬 乙
戌 子 午 巳
   (丁)

こいつの経営状態(?)はどうなんでありましょうか。
これも詳細にやると難しいし、何冊も本が書けちゃうし、流派によって評価方法も違うし、秘伝もあるし、ということでここでは簡便法を紹介する。これで勘弁、というオヤジギャグも洩れなく付いています(笑)

前から何気に使っている「通変星」ですが、これには10種類ありますが、大きく分ければ2種類に類別できます。それは日干を強くするものと弱くするもので、次のような感じになります。上で五行のバランス、と書きましたが、この強弱のバランスが取れていることも大事で、これが吉凶判断の基準のひとつになります。

日干を強くするもの:比肩、劫財、印綬、偏印
日干を弱くするもの:食神、傷官、正財、偏財、正官、偏官

この分類に従って先ほどの命式はどうなっているかをチェックしてみましょう。話を単純にするために蔵干は使わずに、純粋に干支の五行で考えます。

丙→偏官、壬→食神、乙→正財、戌→偏印、子→傷官、午→正官、巳→偏官

強くするもの:戌
弱くするもの:丙、壬、乙、子、午、巳

圧倒的に弱くするものが多いので、この命式は強くすることを心がけねばなりません。これを「身弱」といいます。すなわち、比肩星や劫財星、偏印星や印綬星は
この命式には吉だけど、他の星は凶だということです。異性運という観点で見ると、この命式には財星や官星は巡ってくると凶になるのです。

この命式のように、強弱の比率がかけ離れていると吉に持って行くのはなかなか大変そうです。ですが実際には干支相互の働きに特殊なものがあって、この勢力バランスというのはそれなりに補正されます。ここに書いたのはちょっと荒っぽい見方なのです。ですが、ざっとみるにはこれでも十分でしょう。

さて、前の書き込みに戻って、某タレントの命式で、彼が凶事に巡った理由がわかったでしょうか。

今回はこれまでです。それではまたー。

P.S. 最初に紹介してある本は四柱推命の本としては特殊(独自)ですが、通変星の説明の部分は具体的で参考になると思いますので、本屋などで見かけたら読んでみるのもいいのではないでしょうか。








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